- 課題・悩み
ネジ切り加工をコストを抑えながら行いたい
事例
製品同士の組付け時にはナットをステンレス板などに溶接してボルトと締結することがあります。ナットを溶接する場合には取付穴の穴加工とナット自体の溶接、さらに溶接痕の仕上加工といった複数工程となり、作業者の手作業となるため手間がかかります。
ステンレス筐体板金.comを運営する株式会社新栄製作所ではネジ山を作る際にはバーリング加工でタップまで加工をするために作業者による加工工数は0となります。またナット溶接と比較してネジ山の数も増加するために強度においてもメリットがあります。したがって人の作業工数を削減することにより、ネジ山1個当たり1/5ののコストダウンつながっています。このようにナット溶接で十分な強度が確保できますが、溶接手間や部品管理コストが上昇してしまうために、バーリング加工を採用することでコストダウンを行なうことも可能です。